葉酸というものの正体

葉酸っていったい何?

葉酸とは、プテロイルモノグルタミン酸並びに、その派生物の総称を指します。水溶性で、ビタミンB群に属しています。代謝に関与しているため、細胞の分化に必要不可欠な栄養素です。植物の葉に多く含まれている黄色結晶で、光や熱に対して不安定な物質です。ビタミンB12と共に赤血球を作る役割を果たしているため、造血のビタミンと言われています。細胞の分裂や成熟を左右するため、胎児の正常な発育においても欠かせない栄養素だと言われています。 妊婦が十分な量の葉酸を摂取することで、胎児の先天性異常のリスクを減らせると考えられてきました。葉酸には2種類あります。食材に含まれている「食事性葉酸」と、加工食品に添加されている「モノグルタミン酸型の葉酸」です。

葉酸の摂取量の目安は?

12歳以上の男女の1日当たりの葉酸摂取量の目安は、240μgです。食事性葉酸で摂取することが望ましいとされています。葉酸が多く含まれている食材は、緑黄色野菜やレバーなどです。焼きのりやウナギの肝、干ししいたけにも多く含まれています。妊娠1ヶ月前から妊娠3月までの女性は、モノグルタミン酸型の葉酸を400μg摂取することが推奨されています。

ただし、モノグルタミン酸型の葉酸を1日に1000μgを超えて摂取することは避けましょう。量によっては、胎児に何らかの影響を与えてしまうかもしれないと報告されています。モノグルタミン酸型の葉酸には、鉄分やカルシウム、ビタミンなど、妊活中や妊娠中に取りたい栄養素がバランスよく含まれています。